近年、急速な生活・社会・経済・医療等の環境の変化が日本人の死亡の原因や生活習慣病罹病率や転帰に大きな影響を及ぼしています。
日本人の死亡原因ワースト3を見ると第1位はガン、第2位 心臓病、第3位 脳血管疾患となっています。食事スタイルの変化、慢性的な運動不足などライフスタイルの欧米化に伴って心筋梗塞、狭心症などの心疾患や脳梗塞などの脳血管疾患など生活習慣病と言われる様々な病気が今後ますます増加するものと考えられます。
このようなことから、われわれ21世紀に生きる現代人が、これからも健やかな人生を送ることができるように早期発見、早期治療の為、定期的に人間ドックを受けて下さい。
生活習慣病、特に各種ガンは初期には、自覚症状がほとんどないので、そのまま放置しがちになります。症状が出てしまってからの治療は容易なことではありません。早く見つけ、早く治療を開始することが最も重要です。そのためには、年に1回の人間ドックをおすすめいたします。